不動産投資はステップアップが必要
世の中ではよく、「サラリーマンが副業で中古マンションを購入して不動産投資に成功し、月に100万円以上の家賃収入を得ている」といったような華やかな成功談を耳にすることがあります。
確かに、不動産投資は非常に魅力的な副業のひとつであり、実際にうまくいけば“ほぼ不労”で安定的な収入を得られる可能性があります。
他の副業と比較しても、長期的に収益が入り続けるという点では優れており、「いつかは自分もやってみたい」と憧れを抱いている方も少なくないでしょう。
しかしながら、現実はそう甘くはありません。
不動産投資の最大のハードルは、何といっても初期投資の大きさと、それに伴うリスクの高さです。
たとえば、東京都内の築年数が古い中古マンションであっても、購入価格は最低でも1,000万円以上が一般的です。加えて、リフォーム費用や登記費用、管理費などの諸経費も発生するため、実際にはさらに大きな資金が必要となります。
自己資金でこれらをまかなえる人はごく一部であり、多くの方は銀行からの融資を受けて物件を購入することになります。
つまり、借金を抱えてスタートする形になるわけですが、これは裏を返せば「入居者が決まらなければ即赤字」「空室期間が長引けば、毎月の返済だけが重くのしかかる」というリスクを常に抱えているということです。
家賃収入によってローンを返済する仕組みのため、空室や家賃滞納が起きると、たちまちキャッシュフローが悪化し、最悪の場合は自己破産に追い込まれることすらあるのです。
このような背景もあり、中古不動産投資に関する書籍やYouTube動画を見て「やってみようかな」と一度は思っても、実際に行動に移す人はごくわずかです。
金額が大きすぎるがゆえに、ほとんどの人は心理的なリスクの大きさを感じて足踏みしてしまうのが現実です。
そんな方にこそ、まず取り組んでみてほしいのが「レンタルスペース投資&副業術」です。
これはいわゆる不動産投資とは異なるジャンルではありますが、非常に現実的かつ低リスクで始められる副業モデルです。
自分の持っている範囲の資金で始められるため、仮に失敗したとしても、精神的にも金銭的にも再起不能になるようなダメージを受けることはありません。
むしろ、「これも一つの勉強代」と割り切ることができるのが、レンタルスペース運営の大きな強みです。
また、実際にスペースを運営していく過程では、集客の方法、顧客対応、価格設定、レビュー管理など、マーケティングや経営に関する実践的なスキルも自然と身につきます。
さらに、スペース探しを通じて物件の見極め力も養われるため、将来的に本格的な不動産投資にチャレンジする際にも、大いに役立つ経験になるでしょう。
まずは小さく始めて、小さく失敗し、小さく成功体験を積む。
その中で資金と経験を蓄え、次は民泊や中古物件の転用など、より大きなフィールドにステップアップしていく。
このような段階的な成長こそが、現代における“堅実な副業成功法”なのかもしれません。
今話題のレンタルスペース投資とは――“第三の不動産投資”という新常識
近年、急速に注目を集めているビジネスモデルが「レンタルスペース投資」です。
従来の不動産投資といえば、アパートやマンションといった住居物件を所有し、入居者から家賃収入を得るスタイルが主流でした。これらは利回りの安定性から人気がありますが、実際に始めようとすると、数千万円規模の初期投資が必要になり、金融機関からの借入れが前提となるケースも多くあります。
一方で、数年前に流行した“民泊”ビジネスも、参入者が増えたことで過当競争が起き、清掃やトラブル対応など手間がかかるうえ、近隣住民とのトラブルや法規制のリスクも伴うため、継続的な運用が難しいという声も増えてきました。
そんな中、第三の選択肢としてじわじわと注目を集めているのが「レンタルスペース投資」、つまり時間貸しによる空間提供ビジネスです。
レンタルスペースとは?
「レンタルスペース」とは、部屋や空間を時間単位で貸し出す仕組みです。
使われ方は多岐にわたり、ビジネス目的の打ち合わせや面接、オンライン会議、セミナー、ワークショップ、写真撮影、ママ会、ボードゲーム会など、個人・法人問わず幅広いニーズがあります。
たとえば、あるビジネスマンが「新宿駅近くで15時?17時にWeb会議をしたい」と考えたとします。
専用プラットフォーム(SPACEMARKETやinstabaseなど)にアクセスし、その条件で検索すれば、1時間800円程度で利用できる快適なスペースがいくつも表示されます。
利用者はスマホで予約・決済し、時間が来たら入室するだけ。オーナーとの直接のやり取りもほとんど発生しません。
レンタルスペース投資の特徴と魅力
このビジネスが革新的なのは、「物件を所有する必要がない」という点です。
投資家や副業プレイヤーが自分で不動産を購入するのではなく、既存の物件を賃貸契約で借り上げ、それを時間貸しすることで収益を得るというモデルが基本です。
この仕組みにより、初期投資を大幅に抑えつつ、不動産収益のような安定したインカムゲインを得ることが可能になります。
たとえば、駅から徒歩圏内のワンルームマンションを月7万円で借り、それを1時間1,500円で1日6時間貸し出したとします。
仮に週5日営業した場合、月収は18万円以上となり、家賃を差し引いても10万円以上の利益を得られることになります。もちろん立地や設備、内装の工夫次第で、もっと高い単価・稼働率を狙うことも可能です。
さらに、物件を「借りて運用」する形式であるため、万が一うまくいかなかった場合でも、契約期間満了で撤退すれば大きな損失を回避できます。
ローンを組んで購入する不動産投資と比べて、圧倒的にローリスクで始められる点が最大の強みです。
初期費用は? どのくらい稼げる?
一般的に、初期費用は内装・家具・撮影機材・予約システム登録費用などを含めて50万円?100万円程度が相場とされます。
この範囲内でおしゃれなインテリアや清潔感のある空間を整えれば、十分競争力のあるスペースとして運用が可能です。
月々の家賃は必要になりますが、それを上回る収益を得られれば、数万円の副収入を安定的に確保できるビジネスとして成立します。
業界平均では、1スペースあたり月5?6万円の利益が目安とされており、2?3スペースを持てば10万円以上の収入も見込めます。
スモールスタートでリスクを抑えつつ、スキルとノウハウを積んでスケールさせていくことができるため、副業初心者にも非常に適したモデルだと言えるでしょう。
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